初の臨時労働保険指導員業務の完了

昨日、初の臨時労働保険指導員業務を完了することができました。
臨時労働保険指導員は、労働基準監督署などで、労働保険(労災保険、雇用保険)の保険料の年度更新申告書の受付や、窓口に訪れる皆さまの申告書作成をサポートさせて頂くお仕事です。
先日お知らせした労働局長の委嘱により、臨時の公務員として業務に携わります。

労働保険料の年度更新の申告には大きく分けて2種類があります。
1つは継続事業の申告で、多くの企業はこちらに該当します。
もう1つが一括有期事業の申告です。労働保険料の徴収において「有期事業」と呼ばれる建設業や林業の中でも、一定規模を下回る工事等の請負金額をもとに年度毎に一括して労働保険料を計算し、申告するものです。

一括有期事業の申告は、当然ですがお客様にそのような業種の方がいらっしゃらない限り経験できないものです。また、一般的な継続事業であっても前年度中に従業員が退職されて一人もいらっしゃらなくなり、年度更新にあわせて確定保険料の申告と廃止届を同時に行う会社の方など、色々な方がいらっしゃるため、経験値を高める良いきっかけになりました。
さらに、申告書の受付やその際の形式的審査の方法なども実務を通じて理解することができ、社労士としてお客様の年度更新申告に対応させて頂く上で大変参考になりました。
来年以降も、機会があればぜひ臨時労働保険指導員業務に携わりたいと思います。

弊所でもお客様の労働保険料(労災保険料、雇用保険料)の申告や、社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料)の標準報酬月額算定、届出等に関するお仕事を承っております。
本業に専念すべく、労働保険料や社会保険料関連の手続きなどのバックオフィス業務を省力化したい皆さまのサポートをさせて頂きます。
本ホームページよりどうぞお気軽にご相談ください。

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